顔の見える生産者から、こだわって作られた農産物を仕入れています。
北海道空知地方に位置する岩見沢市は、お米の作付面積は全道1位、収穫量は全道2位(ともに令和元年統計)の米どころ。 様々な品種のお米が収穫される中で、当店が開業当時から使用しているのが「おぼろづき」。 粒子の細かさ、お米の甘味、コクが、多種のスイーツをグルテンフリーで実現させることに力を貸してくれています。
石狩郡当別町にある「ファームアグリコラ」の平飼い有精卵を使用。 ここのニワトリ達は北海道のおいしい空気と広大な大地の中で猛暑の日も大雪の日も元気に生きています。 北海道産の餌にこだわり、卵の独特の臭みの原因となる魚粉を限界まで抑えることで、スイーツに最適な卵を産んでくれます。 また、着色料を食べさせず、黄身がクリーム色なのが特徴。 当店自慢のカスタードクリームはコクがあるのに、あっさりと、そして白く仕上がるのは、アグリコラの卵のおかげです。
地元でとれた鮮度が一番いい農産物を、地元で加工。
まずは、地元のお客様にしっかり味わっていただくことを大切にし、そしてその贅沢なおいしさを他の地域のお客様の元へ。
催事販売などを通じて、「北海道の素材ってやっぱりおいしい!」を多くの皆様にお届けしたいと思っています。
できるだけ生産されている現場に足を運んで、時には収穫を手伝い、直接仕入れをさせていただいています。
〈その他道産原料〉
小麦粉(強力・薄力・全粒粉)、砂糖、塩、パン酵母、バター、きなこ、
大豆、黒千石大豆、かぼちゃ、さつまいも、玉ねぎ、りんご、千両梨、
ハスカップ、いちご、クリームチーズ、そば粉、そばの実、ペポカボチャ
の種、とうもろこし、小豆、バジル、エディブルフラワー など
素材をできだけ活かすために、余計な保存料や添加物は使用せず開発しています。
それらを使用したほうが時短で安定するような食品もたくさんあるようですが、“それはちゃんと、やさしさをつなげているだろうか”、と一歩立ち止まって考えるようにしています。
結果、使用しないレシピを選んできました。
食の安全はもはや当たり前の時代になり、その安全がどうやったら確保できるのかを考ええいかなければなりません。
sorakaでは、働く人が安心できる環境から安全な食を生むと考え、一人ですべてを完璧にではなく、“一つの得意を完璧に”、というスタイルで、一人一人がプロとして働ける環境つくりに努めています。
毎日、真剣な横顔と、明るい声かけが入り交じる製造現場から、一つ一つに真心をこめてお届けしています。
グルテンフリー専用工場(米Lab.)
2023.12から、小麦商品を一切作らない、米粉製品の専用工場を整備しました。米どころ岩見沢の「おぼろづき」米粉を使用した、sorakaのグルテンフリー製法のお菓子は、小麦コンタミを排除し、アレルギーの方にも安心してお召し上がりいただけます。
小麦専用工場(麦Lab.)
2023.12から、岩見沢産小麦をメインに使用した専用の工場を整備。ベテランのパン職人が商品開発を行い、店舗裏に工房がありますので、焼き立てパンをご提供しています。
伊藤 杏菜 Anna Ito
北海道三笠高校 製菓コース卒業 製菓衛生師
高校卒業後、大手スイーツメーカー、老舗菓子店で製菓衛生師として腕を振るってきた。
それまでの経験から、衛生的な環境における菓子製造は、お客様への責任を果たすことだけではなく、そこで働く人にとっても、プライドを保ちながら製造に当たることに重要な要素と感じ、sorakaに勤務後は、HACCPに基づいた衛生管理を導入。
2024.4に先代のシェフが引退し、メインシェフとしてsorakaのグルテンフリースイーツの開発を一手に担当。伊藤のスイーツの開発は、心根の優しさとセンスが光っている。